前のブログで、『48の滝があるから四十八滝!』なーんて言いましたが
間違っていました
訂正とともに『宇津江四十八滝伝説』をお楽しみください
昔むかし、この里に「よそはち」という若者がお母さんと暮らしていました
ある年の春、お母さんはちょっとした風邪が元で寝込んでしまいました
そんなお母さんの好きな魚を食べさせてやりたいと思ったよそはちは、
岩魚を釣りに行きました。しかしなかなか釣れません
「もっと奥に行けば釣れるのではないか?」と思ったよそはちはどんどんどんどん
川を登って行くうちに宇津江の山奥にある大沼まできてしまいました
その大沼には大蛇がいるという噂がありました
しかし、その沼に釣り糸を垂らすと
大きな岩魚が釣れました!しかし何かに見られている気配を感じ
ひょっと近くにある栗の木を見上げると
大きな大きな大蛇がこちらを見ていました
驚いたよそはちは慌てて逃げ帰りましたが、大蛇の妖気が強すぎて
高熱を出して寝込んでしまいました。
その夜、美しい娘が訪ねてきて親切に看病してくれました
そのおかげでよそはちはスッカリ元気になりましたが、ある日夢で
その娘が現れてこう言いました
『私は大沼に住む大蛇です。海に1000年、山に1000年の修行が終わり、
天に昇るところだったのですが、親孝行のあなたを救うために私の血を飲ませました。
今の私にはもう天に登る気力は残っていません…』と。その後美しい娘はパタリと
姿を見せなくなりました。
その大蛇を救おうとえらい行者が断食して不動明王に願掛けをしました
そして願いは成就し、大蛇は龍へと姿を変えて空へと登っていきました。
翌日沼に足を運ぶと、ゴツゴツの岩肌が出て大小数十段の滝ができて
キラキラと輝いていました。大沼はすっかり干上がっており
大蛇のいた栗の木は根元から枝先までねじれてしまっていたのです。
その何年後かに立ち寄った弘法大師が
『その行者は不動尊の化身であり、よそはちは仏法四十八願を意味するものであろう』
とおっしゃったので、それからこの滝を
「四十八滝」と呼ぶようになったそうです!!
ふー…結構大変な物語が由来だったんですね
上段滝にはどうやって祀られたのか、断崖絶壁に不動明王様が祀られています
見に行ってみてください!!